2010.07.31.Sat(00:00)
『ギャラクシー・クエスト』(1999)監督:ディーン・パリソット
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TwitterのTL上で薦められて、観ないとなあ、と思っていたところ、TSUTAYAで現在POWER PUSH中で大量入荷。
早速借りて観た。
なんだ、これ。
メチャメチャ面白いんですけど。
もっとチャチな映画かと思っていたら全然そんなことない。
楽しくて、ワクワクして、ファン心理をくすぐらつつも、グイグイ惹き込まれる。
自分はそれほどトレッキーではないけれども、そんなことはまったく関係なく楽しめる。
何の予備知識なくても面白がれると思うなあ。
ていうか、SFファンとか云っておきながら今まで観てなくてスミマセン。(誰に?)
あと、シガニー・ウィーバーが、どうしたっ!? っていうぐらい美しくて惚れ直したし。
サム・ロックウェルの若き姿と変わらぬ軽妙な演技も楽しめたし。
何度か見返したくなる愛すべき作品である。
メインテーマに耳馴染みがあるなあと思ったら、今は亡き「エンタの神様」のテーマだったか。
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2010.07.29.Thu(00:00)
『仁義なき戦い 完結編』(1974)監督:深作欣二
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五部作の完結編となっているが、前作までで物語的には一段落ついた感じがして、実はそれほど期待していなかったのだが、いやどうして、なかなか面白い。
宍戸錠、松方弘樹のキレた演技に、再登板の北大路欣也の華のある演技。
最後は文太と旭がグッと引き締める。
梅宮・成田の不在は淋しいが、それ以外のオールスターキャストの競演が存分に楽しめる。
しかし、シリーズ通して観ると、キャスティングのめまぐるしさに悩まされる。
同じ役者が違う役で何度も出てくる。端役の拓ぼんなんて何回死んでるんだって感じだけど、重要な役、スターであってもそんな感じなので、いささか混乱する。
似たようなポジションで顔も一緒だけど別人、とかね(辰兄ィとか小池朝雄とか)。
いやでも面白かった。自分の好きなのはやはり第一作かな。現段階では。また見返すと違ってくるかもしれない。
2010.07.27.Tue(00:00)
『メメント』(2000)監督:クリストファー・ノーラン
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『インセプション』を観て感じるモヤモヤなど比較にならぬほどモヤモヤなクリストファー・ノーラン初期監督作。
いや誉め言葉です!
ボンヤリ頭にはツライ2時間ともいえるが、いやこれスゴイわ、マジで。
よくこんな複雑な話を複雑な撮り方でシンプルに見せるなあ、と。
シンプルなれどやはり筋立ては込み入っており、うかうか観てるとすべてを把握できない。
『インセプション』同様、図解してみたくなる話ではある。
見返して筋を整理するのが正解か、はたまたこのままクラクラしてるのが正解か。
ボンクラな俺は後者を選ぶ。
2010.07.25.Sun(00:00)
『007 黄金銃を持つ男』(1974)監督:ガイ・ハミルトン
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うーむ、見せ場のよくわからん話だった。
クリストファー・リーとの対決がやはり山場なんだろうけどもどうにもピリッとしない。
ヘンテコな仕掛け屋敷があまり効果的じゃないんだよなあ。
毎度興味をそそる敵の秘密基地も今回はパッとせず。
唯一、ニック・ナックの軽妙なアクションが見所か。
どうもこのガイ・ハミルトン監督作とは相性が悪いかもしれない。
次作は「二度死ぬ」が個人的には良かったルイス・ギルバート作品なのでちょっと期待。
しかしあの黄金銃のフォルムはなかなかそそるね。なんかゴールドライタンの超合金みたい。
2010.07.25.Sun(00:00)
『TOY STORY』(1995)監督;ジョン・ラセッター
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これまた久々の再見。たぶんVIDEOレンタルされた早々に家族で観たような。でも子供も観たこと覚えてないみたいだけど。
コンパクトにツボを押さえた作りでカラッと満足。
その中でもやんちゃ坊主をデタラメに改造されたおもちゃ達が襲う「フリークス」リメイクというかトリビュート・シーンがねじくれていて良いね。
ラストまでハラドキさせてくれてジーンとなって終わるというピクサーの強みは既にここにおいて完成されている。
2010.07.24.Sat(00:00)
『ブレードランナー(オリジナル劇場版)』(1982)監督:リドリー・スコット
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二十数年ぶりに観た。
たぶん以前も劇場ではなくビデオで観たんだと思う、が記憶は曖昧。
というわけで、7割方(いや8割方かもw)内容忘れていた、というのはお約束。
全体の雰囲気といくつかの印象的なカット(当然、わかもと、とかね)は忘れるべくもないが、何シーンかはまるまる記憶になく新鮮に楽しめたぜっ! と臆面もなく言ってみる。
今回、ブルーレイ版をレンタルで借りるにあたって、「ファイナルカット版」と「クロニクル」(しかしなんだクロニクルって)が並んでおり、どっちにするか迷ったのだが、世評の高いという印象のある「ディレクターズカット」が含まれている「クロニクル」の方を選択。でも結局観たのは「オリジナル劇場版」なんだけどね。
後でさくっと比べて観ると、要するにラストの付け足しがあるかないか、というのがまず目立った大きな違いなわけね。
で、僕は最初に観た刷り込み、というわけではないと思うけども、あのつけ足しがあった方が好きだなあ。確かに蛇足とも思えるんだけど、あそこだけ画調も変わってなんとなくホッとするというか、ほんわり終わる感が逆にイイ。
2010.07.23.Fri(00:00)
『トラック野郎 御意見無用』(1975)監督:鈴木則文
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むかしむかし、何本かシリーズは観てるはず(深夜テレビとか友人の家のビデオとかで)だが、この第一作はどうやら初見。
本筋はともかく細かく詰め込まれた枝葉末節が楽しい。
この時代のイイ顔した俳優達の演技も堪能。なんだかしらぬがみんな汗まみれなのもグッとくる。
由利徹や小松方正や谷村昌彦などチラッとだけ顔を出すメンツが大変懐かしい。
個人的には南利明の流れるような名古屋弁が久しぶりに聞けて堪能した。
全体としてはチョイチョイ挟まれる下品さが作家性の現れで、たいへん素晴らしい。
と思えるようになったのは、今でこそで、当時はこれに代表される東映作品の下世話さが大変苦手だったのよのう。
しばらく前から観る用意はしてあったのだが、ちょうど「映画秘宝」からもMOOKが発売されたようだし、順を追って観て行くとするか。
2010.07.21.Wed(00:00)
『WALL・E』(2008)監督:アンドリュー・スタントン
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なんと素晴らしい。
表現力にとにかく圧倒された。ブルーレイで観たのだが、画質だけの問題ではないだろう。
ここまで表現できるならSFはみんなピクサーに任せようか、なんていったら怒られるか。
SFファンならとにかく観るべきだし、そうでなくても十二分に楽しめる筈。(いまさらでスイマセンw。)
特に前半の無言劇が圧倒的。
それに比べガタガタと話が動く後半が弱いという意見もわかるが、それでもまごうことなき傑作。
2010.07.20.Tue(00:00)
『トゥームレイダー』(2001)監督:サイモン・ウェスト
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いや『ソルト』見る前にアンジェリーナのなんか見ておこうと思って。
途中もたつくところもあったけど、中盤の山場とクライマックスがきっちり盛り上がっていてなかなか面白いじゃん、これ。
そんなにオリジナリティはないんだろうけどコンパクトにまとまっていて充分満足。
2010.07.19.Mon(00:00)
『東京残酷警察』(2008)監督:西村喜廣
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ぬう、イマイチ。
先日観た『片腕マシンガール』に比べ、ストーリーそのものが起伏に富んでいるわけでもないので、ゴア描写のギミックをおもしろがるしかないのだが、まあすべてが目一杯の描写なんで、それも何パターンめかで飽きるよ。
この企画を知った時はおもしろそうだなあ、とそれなりに楽しみにしていたんだけどねえ。
ヒロインがもうひとつ個人的な好みにハマらなかったのも入れ込めない原因かな。
続編を作りたそうなラストだったけど、さて。