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映画ファンをやり直す! 20年のブランクの後、今ふたたび映画好きになったオヤジが古今の名作・怪作を観まくります!
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2011.04.09.Sat(19:25)
『東京物語』(1953)監督:小津安二郎

 

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「ありがとう」とか「いらっしゃい」とか挨拶の言葉や定型的なやりとりの会話だけで、セリフの六~七割方は成り立ってるんじゃないかと思うほどだが、特別な言葉ではなくそのありふれた表層的な言葉が積み重ねられることで人のなりわいの深層が見事に描き出されていることが興味深い。
家族といえども、人それぞれ。立場も違えば考え方も違う。ましてや善人悪人なんて二元論では割り切れない。
そんなことを改めてぼんやりと思い起こさせてくれた。
 

 

 

 

 

2011.04.09.Sat(19:20)
『グエムル-漢江の怪物』(2006)監督:ポン・ジュノ

 

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傑作。
ただ事ならぬ面白さに脱帽。
極力無駄なく構成物すべてが映画全体に織り込まれている感がハンパない。
それだけに最後まで画面に集中して観ることができる。
カット割りのひとつひとつとそれが引き出している効果を照らし合わせるとニクイくらいだ。
怪物の表現にも息を呑む。
なんかホントに出てきそうじゃん、アレ。
あのラストを選択した勇気も買う。 

 

 

 

 

2011.04.09.Sat(19:15)
『ドカベン』(1977)監督:鈴木則文

 

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鈴木則文監督による実写版。
部分部分は何度か観たことあるんだけど、通して観たのはこれが初めてかも。
震災の後で気分的にいささかダウンしていた頃なので、手持ちのDVDの中から出来るだけバカバカしいものを観てやろうと思って選んだのだが、原作の初期の柔道編のエピソードを巧妙に取捨選択しつつも意外に忠実に映画化しており、原作ファンとして思った以上に楽しめた。
岩鬼がサンマを初めて喰うエピソードとかもしっかり映像化されていて感激である。
でもこれ、「ドカベン」は野球漫画と信じて疑わない人が観たらひっくり返るだろうね。
岩鬼役はじめキャスティングも素晴らしい。
そっくりさんキャストにとどまらぬ奥の深さを感じるw。
なかでもヤブ校医役で出た南利明がスバラシかった。
現代の高田純次やザキヤマとは種類の異なるいい加減さ、インチキさ、デタラメさの演出がたまらない。 

 

 

 

 

2011.04.09.Sat(19:10)
『インシテミル 7日間のデス・ゲーム』(2010)監督:中田秀夫

 

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中2の娘が原作を読んで友達と一緒にレンタル借りて観たというのでそのお裾分けで観た。
自分も原作を読んでいるが、予想していた通りその劣化版でしかない。
大体、公開前にチラシを観た時点で全部の凶器がご丁寧にイラスト入りで紹介されているのを観て、こりゃ謎解きやるつもりはないな、と思っていたのだが、謎解きどころか全体としてのっぺりとした構成で盛り上がりどころもよくわからない。
藤原竜也は『カイジ』とまったく被る設定だし、ホリプロで固めたその他出演陣もいまひとつ魅力が出ていない。
石原さとみも綾瀬はるかも精彩ないよ。 

 

 

 

 

2011.04.09.Sat(19:05)
『ゾンビ(米国劇場公開版)』(1978)監督:ジョージ・A・ロメロ

 

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.....こ、これが「映画秘宝」オールタイムベスト第一位....。そうですか....。
ゾンビビギナーとしては満を持して、という気持ちで観たのだけども、ううむ、想像力が貧弱なせいかあまり面白さがわからなかった。
いや、つまらん、とも言い切れんのだけど、どうも面白ポイントをつかみきれん...。
期待しすぎたのか?
とかぶつぶつTwitterで呟いていたら、「スプラッタとかホラーな文脈とはちょっと違う感じ」の見方を教えられてやっと少し胸に落ちた感じ。
もっとフラットに観ればよかったかな。
「ゆるやかな終末感」を楽しむというご意見もなるほどと勉強になった。
また違うバージョンのも観てみよう。 

 

 

 

 

2011.04.09.Sat(19:00)
『ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ』(1999)監督: ガイ・リッチー

 

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なるほど、快作って感じ。
ただこちらのコンディションが悪いままブツ切れに観てしまったので、完全には楽しみきれなかった部分あり。
その状態での感想としては、動いている絵よりも止め絵の方がイカしてた! ラストも含めて。
またちゃんと見直します! 

 

 

 

 

2011.04.06.Wed(19:30)
『キャリー』(1976)監督:ブライアン・デ・パルマ

 

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しかし、ナンシー・アレンは憎々しいなあ、さすがだ。
途中まではあまり好きな話の展開の映画じゃないんだけど、例のところからイケイケになるなあ。
例のところってのは、豚の血バシャーンのシーンね。
この映画観たことない人でも誰でも知っているほどの有名なシーンだと思うのだけど、ここまであそこに向けて一極集中に話が進んでいくとは思わなかった。つまりひとつのエピソードぐらいに思ってたってこと。
あ、それと冒頭のシャワーシーン。あそこもいいね。
「殺しのドレス」と一緒といえば一緒だけど、ま、名シーンだよなあ。 

 

 

 

 

2011.04.06.Wed(19:25)
『宇宙からのメッセージ』(1980)監督:深作欣二

 

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いやあ、聞きしに勝る大変な映画だなこりゃ、いろいろと。
広く知られているように「スターウォーズブーム」に当て込んでいろいろ意識して作られた作品だが、キャストからセットからギャグから何もかも根っからの東映印。岩に波がザッパーンですよ。
結果として現前したのは「スターウォーズ」どころか「キャプテンウルトラ」の宇宙だろこれって代物。
当時中学生の僕は、野田元帥のノベライゼーション(というかオリジナル)文庫だけ読んで楽しみにしつつも、結局実際の映画は観なかったんだよなあ。
てわけでン十年振りの邂逅と相成ったわけだが、そのまま出会わない方がよかったかもw。
あ、TVシリーズもあったけどあれは映画版とはまったくの別物であったということも改めてわかった。
しかしクライマックスが千葉ちゃんと成田三樹夫のチャンバラって、柳生一族かよ!
丹波センセイもいつもながらの立ち位置だし。(「仁義なき戦いシリーズ」でもお馴染みの写真での登場シーンも含み)
他にも、天本英世は普通に老母として出てくるし。サンダー杉山とかもう泣けてくるw。
大阪弁のチンピラ・ジャック役の岡部正純は大抜擢だなあ、全然知らない人だ、と思っていたら、川谷拓三の代役だったのか。なるほど。 

 

 

 

 

2011.04.06.Wed(19:20)
『雨月物語』(1953)監督:溝口健二

 

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初見だし溝口作品自体初体験だが、「大映」「モノクロ」「京マチ子」と揃うとメチャ怖い、という印象がトラウマ的にあり、観てみて実際そんじょそこらのホラーより怖かった。
悪霊が描かれるとか髑髏が出てくるとかいう直接的な怪奇描写は一切無いし、ショッカー的な要素ももちろんないわけだが、この得も言われぬ様式的なじわりじわりくる怖さよ。
特に舟のシーンはまさに幻妖。異界に惹き込まれそうであった。 

 

 

 

 

2011.04.06.Wed(19:15)
『フローズン・リバー』(2008)監督: コートニー・ハント

 

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川も凍てつくカナダとの国境そばで、それぞれの事情を抱えた二人の母親が、密入国幇助という犯罪に手を染める。その行き着く先は果たして。
派手な演出なし、盛り上げる音楽ほぼなし、クライマックスはほぼ真っ暗。
それでもそれだからこそ印象に残るシーンもある。
メリッサ・レオの顔の皺が実にいい。
倫理と愛の間にはいつ割れるともしれない氷の川が流れているのだね。
その川をとるものもとりあえず渡らざるを得ない母親達の物語。 

 

 

 

eleking

Author:eleking
え!? こんな映画も観てないの? と思われることも多いかと思いますが、暖かく見守ってやってください。
2010年3月から突如映画を見始めました。膨大に広がる宝の山を前にいささかクラクラしつつも楽しい毎日です。ええ。

作品名での50音順索引です。

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