2010.09.03.Fri(23:05)
『パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々』(2010)監督:クリス・コロンバス
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はからずもなのか『タイタンの戦い』と公開時期が被っていたけれど、ギリシア神話絡みのYA小説の映画化。
監督からもわかるように「ハリー・ポッター」風味ではある。
冒頭、ざっぱーんと海から巨大なおっさんが街へとあがってくる。
これはひょっとしてポセイドンというやつではないかと思っていると、驚いている釣り客(でもそんなに驚いてるようにも見えないんだがw)を尻目に、小さくなると同時にカジュアルな服装に変身。
ある所に到達するとそこにいたもう一人のおっさんと言い争いを始める。それがどうやらゼウスらしい。
神々の戦いの矮小化された表現!
いや、ま、それはいいとして、というようにギリシア神話の神々が現実のアメリカで暮らしておるという設定。
エンパイアステートビルの屋上にオリンポスへの入り口があったり、ハリウッドに冥界の入り口があったりするのだ。
で、主人公のパーシー・ジャクソンは神と人間の間に産まれたデミゴッド(半神半人)という設定。
普通の若者として育っていたのだが、ある日自分の出生の秘密を知らされ……、というパターン。
そこそこ楽しめたけどな、僕は。
主人公達が課題をクエストしていく構成にしっかりなってるので、細かいこと考えずに受動的に楽しむのが吉。
キャラクターがそれぞれ弱いのが難点だが、クリーチャーの出来はなかなかなもんだったんじゃないでしょうかね。
ユマ・サーマンのメデューサはやはりハマっているし。
そのメデューサと闘うのに、鏡の代わりにiPhoneの裏に姿を映して闘うなんて、なかなか楽しいじゃない。
続編の作成が既に決まっているようで、ハリポタに代わる人気シリーズになるといいんじゃない。
いや、他人事のように云ってるけど、やはりヒットシリーズは必要だからね。
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