2010.09.15.Wed(12:49)
『コララインとボタンの魔女』(2009)監督:ヘンリー・セリック
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人形を使ったストップモーションアニメの傑作。
この手のアニメにそれほど詳しいわけではないが、これまで見たパペットアニメから想像するものよりも滑らかで繊細で多彩な動き。
3D撮影されて劇場公開されたが、DVDで観たのでその効果のほどはわからない。
ただそこかしこに3D効果を狙ったと思える演出も見てとれたので、一度体験してみたいものだ。
原作はニール・ゲイマン。割とシンプルなストーリーとも思うが、ダークでひねくれた味わいがあり、セリックが構築した作品世界が見事にマッチングしている。
面白さの質が違うので単純に『トイ・ストーリー3』や『ヒックとドラゴン』と比べられぬとは思うものの、好みからいえばそれらの傑作よりさらに好き、と言ってしまいたい誘惑にかられる。
『ナイトメア・ビフォア・クリスマス』とかも未見なウブな身体なので、免疫ができていない可能性アリだが(笑)。
しかしながら、実は字幕版と吹替版と、娘に見せるためとはいえ2日連続で見てしまったのだが、まったく飽きることはなかった。
かなり多彩な表情のバリエーションを持ち、髪の毛までも細かく活き活きと動くコラライン達が愛おしい。
キャラデザイン自体も秀逸かつ好み。
見事に構築されたこの世界、口をあんぐり開けて見て欲しい。
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