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映画ファンをやり直す! 20年のブランクの後、今ふたたび映画好きになったオヤジが古今の名作・怪作を観まくります!
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2010.10.01.Fri(18:30)
『デリカテッセン』(1991)ジャン・ピエール=ジュネ、マルク・キャロ

 

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(2010/10/06)
マリー=ロール・ドゥーニャドミニク・ピノン

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現在、『ミックマック』が公開されているジャン・ピエール=ジュネと当時の盟友マルク・キャロの共同監督初期作品。
いや、なんとも語りにくい映画だね。
核戦争後の未来(という設定らしいのだが、ぼんやり見過ごした。ていうかその設定、要る?)のとあるアパートメントが舞台。
その1階には肉屋があり、住民に肉を提供しているのだが、ちょくちょく新顔の住民が行方不明に...。
そんなある日新しく雇って欲しいと、ドミニク・ピノン演ずる主人公ルイゾンがやってくる。
肉屋の主人の娘で近眼のジュリーはそんなルイゾンに好意を寄せるが、親父はルイゾンをも餌食にしようと目論んでおり,,,。
といったストーリーではあるのだが、別にホラーってわけでもない。
『アメリ』でも観られた独特のアイテム、奇天烈な美術センス、飄々としたテンポ、そんな要素が組み合わさって不思議な世界観が構成されている。
嫌味な見方をすれば、センスの押し売りみたいだと鼻についたりするのかもしれないが、個人的には嫌いじゃない。
特にこの作品では、音(リズム)と映像のシンクロにシビれた。
チェロとノコギリの合奏なんてなかなかの名シーン。
後半のドタバタのピタゴラスイッチ的展開も楽しいし、途中いささか単調になる部分もあったが、ハマればどっぷり楽しめる作品だ。
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eleking

Author:eleking
え!? こんな映画も観てないの? と思われることも多いかと思いますが、暖かく見守ってやってください。
2010年3月から突如映画を見始めました。膨大に広がる宝の山を前にいささかクラクラしつつも楽しい毎日です。ええ。

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