2010.10.20.Wed(19:00)
『ナイト&デイ』(2010)監督:ジェームズ・マンゴールド

トム・クルーズとキャメロン・ディアス、この二人がそれぞれハリウッドの一枚看板であることは承知しているのだが、長年映画を観てこなかった僕としてはキチンとお二人の映画をこれまで観たことがない。
そういうと大層珍しがられるのには慣れっこになってきたけど、実際、そうなのだ。
『ハスラー2』は観たような気もするので、トムクルにはお目にかかっているかもしれないのだが、『M.I.』も『チャリエン』も未見である。
そんな男ではあるが、この映画に関しては劇場で予告編を観ただけで絶対面白いに違いないと確信できるなにかがあった。
それは二人の醸し出すオーラだったかもしれず、なかなか見栄えのあるアクションシーンだったかもしれない。
結果としては期待どおりの満足感が得られた。
おそらく万人が馴染んだ二人の姿がここにあり、それぞれのセルフパロディ的な要素もあるのだろうと想像するわけだが、ビギナーとしては空しく推測するほかはない。
ただ云えるのは、そうした観る側に蓄積されたイメージに頼らずとも、二人はこの映画においてかなり魅力的に仕上がっている。
荒唐無稽な話であるだけに、トム・クルーズのある種人間離れした端正な顔立ちが生きてくるのだなこれが。
一方、キャメロン・ディアスの地についた美しさがそれとバランスが取れている。
ていうか、この映画に対して何をいえばいいのか、全然思い浮かばないよ。
今年観た新作の中でも上位に位置するとだけ書いておけばいいかな。降参。
ひとつだけ。
場面転換に、ある論議を呼ぶ手法が使われており、その省略手法を好まない向きもあるようだが、僕はそこ、良かったと思うな。げっぷが出るのを防いでくれる部分というか。
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Comment
Re: 『ナイト&デイ』(2010)監督:ジェームズ・マンゴールド
場面転換?……ああ俺絶賛のトランポシーンね!
あれは最初にやったもん勝ちでしょ。
てゆーか、あれはフックとして重要なパーツだよねぇ。
あれは最初にやったもん勝ちでしょ。
てゆーか、あれはフックとして重要なパーツだよねぇ。
NAME:歩鼠駄 | 2010.10.29(金) 19:23 | URL | [Edit]
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