2011.03.02.Wed(20:00)
『ぼくのエリ 200歳の少女』(2008)監督:トーマス・アルフレッドソン
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一部で話題になった作品ということもあって、なるべく事前に予備知識を得ないようにして観たのだが、それでも主に邦題から先行するイメージで見方を間違えてしまった感じ。
おまけに最初の30分を体調の整わない状態でうすらボンヤリと観てしまったせいで、そのイメージをなかなか修正できなかったという失態。
てわけで、なかなか入り込めなかったのだが、観終わった後であれこれつらつら考えるに、段々面白くなってきたという感じ。
特に、オスカー視点からのエリ、という物語の導線に従った見方ではなく、エリ視点からのオスカー、ということをそこまでの伏線と併せて考えた場合に、この静謐で美しいラスト以降の物語を想像すると、にわかに恐ろしくなってくるのが興味深い。
原作は読んでいないのだが、その辺はどのような角度から描かれているのであろうか。
そして間もなく公開されるであろうハリウッドリメイク版の「LET ME IN」ではどんな印象になるのか、楽しみである。
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