2011.09.01.Thu(20:40)
『トランスフォーマー:ダークサイドムーン』(2011)監督:マイケル・ベイ
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噂に違わぬてんこ盛り作品でどこが見せ場なのか、特にラスト1時間ほどは見せ場が続きすぎてもうなんだかよくわからないという。
味濃いしカロリーも高いよ、この食い物は。息抜きなし。
普通なら息抜きになる馬鹿親カップルが登場するシーンや主人公の就職というサブストーリーも、付け合わせと云えポテトにタルタルソースかけましたみたいなこってり具合だからね。
期待していた3D効果も、まあもう一つという感じだったけど、あのてんこ盛り状態にさらにトッピングをのせるという自虐的行為に後悔はしていない。
毒を喰わば皿まで。
日本語吹き替えで観たのも良かった。
ていうか、1も2もTV放映の吹き替え版で観たのでかえってしっくりくる。
やっぱ玄田さんの声でしゃべってもらうのがグッときますよオプティマスは。なんてアニメ版なんか観たことないまったくトランスフォーマーファンじゃないボクが言うけども。
てんこ盛り見せ場の連続の中でも、高層ビル倒壊脱出ドタバタが一番気にいったかなあ。スゲエと思いましたよ、単純に。
しかしここまでシリーズを観てきて改めて感じるのは、実にめまぐるしい映画だってこと。
このシリーズの肝でもある車がロボットに変形するシーンに関しても、いかにスムーズにあっという間にそれがなされるかというのに命が賭けられている。
シャカシャカシャキーンと変形してしまって目が回りそうだ。
日本人ならここはしっかり尺をとってじっくり見せて、ロボットに変形し終わったら見栄のひとつも切らせるよね。
ま、見栄とかタメだらけの「戦隊もの」もどうかと思うけど、まったくそれがないと気持ち悪いという心情がある。
ロボットものとして観れば、という話だけどね。ま、宇宙人だからなあ、あいつら。
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