2010.06.01.Tue(00:00)
『アイアンマン2』(2010)監督:ジョン・ファブロー
![]() | アイアンマン2 ブルーレイ&DVDセット (2010/10/22) ロバート・ダウニー・Jr.グウィネス・パルトロウ 商品詳細を見る |
市公会堂で行われた試写会へ行ってきた。
なんか年齢層高かったけど、ま、試写会の年齢層はあんまアテにならんかね。
いや、おもしろかったなあ。
意外な拾いものと思って楽しんだ前作より、個人的にはさらに楽しめたのだが、まあ前はDVDだったし今回の迫力ある大スクリーンで見たのとでは、正確な比較はできないか。
前半のヤマ場(サーキットのシーン)でかなりテンションのあがる瞬間があり、それからはテンポの良い編集にも助けられラストまで惹きつけられっぱなし。
ただ途中、編集の繋ぎの荒さ(?)が気になった所が数カ所あったのと、ラストにもうひと盛り上がり欲しかった(これは前作でも思った)のだけが、気になった点。
あとは大満足だ。
俳優陣は、シリーズものとしてはローディ・ローズ役が替わってしまったのが少し残念だがドン・チードルも悪くない。
そして、スカーレット・ヨハンソンの新加入は歓迎だ。
前作は、グウィネス・パルトローには悪いがいささか色気要素が足りないなあと思っていただけになおさら。
しかしタイプの違うスカーレット・ヨハンソンと並んだことで、グウィネス・パルトローの魅力もかえって倍増したような気がすることはつけ加えておこう。
ロバート・ダウニー・Jrの魅力で半分が成り立っているような映画ではあるが、ミッキー・ロークも存在感があって良かったね。
そしてサム・ロックウェルの軽妙な演技も忘れてはならない重要なポイントだろう。
しかし改めてこの映画のストーリーを振り返ってみると、いったいキミたち何をやっておるのかね、と登場人物達に云いたくなってくるようなもんだね。
やりたい放題だよね。
「何のために闘うのか」という大義名分的なものがそれぞれに本質的には欠如しており、またその闘いにしても「傷つき倒れる」といった描き方は基本的に排除され「ごっこ」感が強いんだな。
ただそのテイストがまた非常に僕好みでもあるのだなあ。
これこそあれこれ何も考えずにスカッと楽しみたい映画だ。
お見逃しなく。
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