2010.07.01.Thu(00:00)
『ザ・ウォーカー』(2010)監督:アレン&アルバート・ヒューズ
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「終末もの」という意味では『ザ・ロード』を楽しみにしていたのだが、全然マークしていなかったこちらの画面写真等を目にしたらなんとなくしっくり来たので見てみることに。
おお、やはりこの画面作りはツボ。ずっと心地よく見ていられた。
作劇上の瑕瑾は少々あれど、キビキビとストーリーも進行し、そこかしこに入れられたくすぐりや、オチもそこそこキマッて、これはなかなかの佳作といえるのでは。
「本」がなんであるかすぐわかると非難している評をよく見かけるがそこってミソじゃないでしょ。ある種当たり前、というかお約束みたいなもんじゃないの?
で、「キリスト教プロパガンダ映画」とかレッテルを貼ったあげくに、あの「本」に対する感覚は日本人にはなかなか理解できないなどという感想もちらほら見かけるが、そうなの? そんなこと云ってたら欧米の小説や映画を全然楽しめないと思うんだがのう。そういうことじゃないと思うんだが。
とにかく個人的にはもの凄くストレートに楽しめたのだが、他の人のブログとか見ると結構評価が割れている。というか、つまんない人には全然つまんないみたいなので要注意。
僕はラスト、えーっそうだったのー? と単純に喜んで、確認のため最初から見返したくなったよ。
役者陣もオッ!という人があれこれ出てくる。
美しい人だなあと思っていたらジェニファー・ビールスだったのか、クレジット見るまで忘れていたw。
ヒロインのミラ・キュニスも気の強そうなだけじゃない柔軟さも備えていてなかなか魅力的。
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