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映画ファンをやり直す! 20年のブランクの後、今ふたたび映画好きになったオヤジが古今の名作・怪作を観まくります!
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2012.02.24.Fri(20:20)
『これでいいのだ!! 映画・赤塚不二夫』(2011)監督:佐藤英明

 


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この相当ダメ映画っぽい感じ、ひょっとしたら逆に興味深い作品なのではなかろうかと思って観てみたが、やっぱりまあいろんな意味で失敗作でしょうな。
とにかくバランスの悪い映画で、いろんなしがらみがあるのかもしれないが何がやりたいのかよくわからない。
つうか、通俗的な言葉でいえば、テーマが見えないんですよ。
もっと正確にいえば、こういうことを描きたかったのではないか、と想像することはできるのだけども、そのように作られているとはとても思えない、という感じ。

少なくとも前半、赤塚不二夫はマンガ家というよりタリラリラン教の教祖とでもいうべき描かれ方をしているんだがなんだアレは。
「バカであること、これ是」の押し売り状態。
バカ道の求道者か。
で、いびつなバカ騒ぎを繰り広げるわけだが、現実にあったという赤塚の奇行エピソードのさらに奇怪なデフォルメといわざるを得ない。

現実にあった奇行をデフォルメしちゃったら、かえってインパクトが薄れるということに気付かないのだろうか。
終盤は終盤で、本来、マンガ家と編集者の関係がじっくり描かれるべきところで、武田記者役を堀北真希にするというわけのわからない改変、つまりオッサンである筈の編集者役にホマキをぶっ込んでしまったことにより、妙な男女関係的な要素が入り交じってしまうことにより、描きたかった本質がまったく見えないことになってしまっている。
まさにホマキの無駄遣いである。


 

 

 

 

 

2012.02.24.Fri(20:15)
『富江 アンリミテッド』(2011)監督:井口昇

 


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『富江』シリーズ観るの自体初めてだが特に問題なく、井口映画としてなかなか楽しめた。『ロボゲイシャ』はキツかったけど、こっちは全然オーケーよ。
ホラーではあるけど、ショッカー的な要素よりもギミック満載で異質な世界観を楽しむという感じかな。
ちょっと『ハウス』を連想したりもしたけど(ラスト近くのスローモーションとかそこかしこに)。

 

 

 

 

 

2012.02.24.Fri(20:10)
『世界侵略: ロサンゼルス決戦』(2011)監督:ジョナサン・リーベスマン

 


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予想よりも面白かったじゃんか。あれこれ難しいことは考えずに、ドンパチを楽しんだが勝ちの映画。やや設定が似ているとされた同時期公開の『スカイライン』には、話自体は全然似てないね。
そちらの素材を盗まれたってのが本当ならお気の毒。
この映画でのアーロン・エッカートはハリソン・フォードの趣きもちょっとあって渋かっこいいね。
 

 

 

 

 

2012.02.24.Fri(20:05)
『アパートの鍵貸します』(1960)監督:ビリー・ワイルダー

 


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ふむ、邦題どおりの内容の話なんだねえ。
要約してしまうとさほどたいした話じゃないような気もするんだけど、そこそこ長時間を巧みな脚本と主演二人の魅力で飽きさせない。
シャーリー・マクレーンの個性が光る。息の長い女優となったのも頷けるよね。
もちろん、粋なラストにはグッときた。
 

 

 

 

 

2012.02.24.Fri(20:00)
『ロボゲイシャ』(2009)監督:井口昇

 


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『電人ザボーガー』を昨年の一位とした僕だがこれはキツい。
やってることは基本的には変わらないように思えなくもないのだがこの差はいったいなに?
『ザボーガー』は完成度高かったからなあ。対象に対するリスペクトというものもあったわけだし。
でも『片腕マシンガール』もやはり拙かったがちゃんと燃えられたのに。
茶番の度が過ぎるのだろうか。
竹中直人の例の演技を作品の中に引き受けるためには、絶妙なバランスが必要かもしれないなあ。
ちなみに井口作品とは割に古いつきあいで、AV時代の初期作品をうっかり見てトラウマになってしまっているので、今度の『ゾンビアス』を観るのが怖いっすw。
 

 

 

 

 

2012.02.14.Tue(19:30)
『ヒミズ』(2012)監督:園子温

 

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元々がインパクトあるマンガ原作を角度が違うインパクトで塗り替えた園子温印の一作。だがその園印インパクトが今回やや物足りないか。
その中でも一番グイグイ迫ってきたのは、父が子に対し、実に愛おしそうに存在否定の言葉を放つシーン。
父を演じる光石研が嬉しそうにやり倒し、カメラはどアップでその様子を映し出す。
園作品においては、ぼくはその箇所のようなわけのわからない情動が見たいのだ。


自身が街中を狂おしく走り回った初期作『自転車吐息』同様に主人公を街に解き放ち狂おしく徘徊させるわ、『愛のむきだし』でヒロインが聖書の一節を詠じたようにヒロインにヴィヨンの詩を詠じさせるわ、前作『恋の罪』に引き続き呼び込みセールのセリフをリフレインさせるわ、やってることはこれまでの園子温と変わらないのだが、「震災」なるものを取り込んでしまったがためにそこに「意味」が発生し、焦点がボヤけてる。


とは思うのだが、しかしあれも園作品に付随する夾雑物のひとつ、と思ってしまえば、まあ、そういうもんなのかな、と。
その意味ではあの程度の扱いにかえって「怒る」人がいるのもわかるし、原作ファンが鼻白むのも理解できるのだが、僕自身はマンガ原作もの映画としてはある意味評価に値するかも、という気はしている。
キャラも違うし雰囲気も違うし異なる部分は山ほどあるのだが、一方ではセリフやシーンがかなり忠実だったりもして、その原作の取り入れ具合とオリジナリティの付与具合が腑に落ちる出来。

原作どおりに映画化するのが、正解というわけではないという意味においてだが。
反対意見は認めるが、僕も原作読んで原作自体が好きになったものの一人でもある。
それでもラストはああせざるを得ないでしょう、「震災」を取りいれてしまった以上。好みは別として。

 

 

 

 

 

2012.02.14.Tue(19:25)
『ロープ』(1948)監督:アルフレッド・ヒッチコック

 


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ヒッチコック初カラー作とのこと。全編ワンカットでという試みそのものよりも、チェストの上をどんどん片付けていく家政婦が部屋から部屋へ何度も行き来するショットにクラクラした。
ものすごく淡々としているのにあんなにハラハラする場面はなかなかない。
二人の関係性にいびつなものを感じて訝しんではいたが、ゲイという裏(?)設定の存在を聞き及び、なるほどと納得。
 

 

 

 

eleking

Author:eleking
え!? こんな映画も観てないの? と思われることも多いかと思いますが、暖かく見守ってやってください。
2010年3月から突如映画を見始めました。膨大に広がる宝の山を前にいささかクラクラしつつも楽しい毎日です。ええ。

作品名での50音順索引です。

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